印刷の事、
考えてみる。

マネージャー 貞森 大介

印刷業界で働き始めて20年くらいになりますが、印刷は広くは情報発信業の一つだと考えていて、
今存在していないものを形にしていく役割を持った業種の一つだと思っています。
ゼロから制作されてきたものを、僕らが最後に印刷で形にする。
そういう視点で見ると、無限の可能性を持つ仕事に関わることができますよね。
人を感動させることもできるし、影響力を持つものをつくることもできるし、
もっと言えば歴史に残るものをつくることもできるかもしれません。
印刷にはそうした無限の可能性が秘められていて、
そこに印刷の素晴らしさを感じています。

弊社に関していうと、学習参考書の印刷が大きな柱としてあります。
未来ある子どもたちが教育の場で使うものを供給しているという点も、
自分たちの携わったものが世の中にちゃんと生かされていることを実感しやすいです。
インフラに近い形で社会への貢献ができていることは、働くうえで大きなモチベーションの一つになっています。

印刷は、その長い歴史のなかで変化、進化を繰り返しながら、文化・文明として発展し続けてきました。
例えば、印刷といえばインキを使って紙にプレスするのが一般的なイメージですが、
電子機器の基盤をつくる導電印刷があったり、液晶も印刷技術の応用です。
液晶から映し出すデザインが、ウェブサイトになっていたりします。
近年印刷の環境は大きく変わっていると言われますが、前向きに変わっていると思っています。
大切なのは、さまざまな変化に対してその時々でできることを真摯にやっていくこと。
紙であれインターネットであれ、印刷という文化・文明が深く関係していることには
精一杯やっていきたいと考えています。

弊社では、高品質・安定供給・短納期を実現するための環境づくりに長年取り組み、
そのための設備投資や新しいモノづくりへのチャレンジなど、さまざま試みてきました。
私たちは常に動き、印刷の新しい可能性を探しています。
現代であれば、SDGsの観点から印刷の在り方を考えることも大切です。
環境に優しい印刷、社員やお客様の幸せを考えた印刷、そして制作への情熱を形にできる印刷。
重要なのは、立ち止まらないということです。

これから何が新しく生み出されて、何が文化・文明になっていくのかは未知数です。
だからこそ、その時々でできることを探して、柔軟に動いていきたい。
動いた結果、新しく印刷の文化・文明として残るものが生み出せるなら幸せだなと思います。

一緒に印刷の可能性を探していけることを、楽しみにしています。

貞森 大介 マネージャー

印刷は、人と人とのコミュニケーションを豊かにするツールの一つです。価値感が多様化している今、印刷は形を変え、姿を変え、その領域はまだまだ広がりを見せています。これからも、印刷の限りない可能性を信じて。私たちは歩みを止めることなく、心を動かし、技術革新を続け、より良い印刷を創造していきます。

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